浜の堂
【はまのどう】
北摂地域 / 吹田市 / 泉殿宮地区
■ 宮入神社
■ 同地区地車
■ 地車形式
大阪型地車
■ 地車詳細
正面の欄干部を手摺とせず「富士の巻狩」を題材に採る彫刻をはめ、脇障子は側柱が欄干の親柱を兼ねる仕様に造られ、棟端の鬼板を獅子面とせず「濱」の字を彫り込む獅子口にする等、市内の他の地車に無い斬新な意匠がみられます。
部材は細く対照的に彫刻は大きく彫り上げたものが多いという構成をとりますが、上層部は丈を高くし装飾を抑えて簡素にまとめ、下層部では縁を支える肘木を多用し、全体に建築的な構成をはっきり見せる造りとなっています。
彫り物に主体を移す傾向がみられる地車にあって、浜の堂地車は、あえて建築に主体をおく古風さを意識して製作されたとみられます。
■ だんじり小屋

・ 住所:吹田市西の庄町10−1付近
・ 備考:泉殿宮の敷地内に小屋あり
■ 吹田市全体マップ
地車の新調や、小屋の建替え等の情報がありましたら、コメント欄にてお知らせくだされば嬉しく思います。
2つのブログランキングに参加しています。
下のバナーボタンを押して頂くとポイントが付きますので励みになります(1日1回有効)